くろの雑記帳3 | 2015年11月

傍観者のメモ

11月21日(土)

父と畑へ行く

みかんを収穫
それから柿などの落葉をかき集めて大きなビニール袋につめた
落葉はいつかまた土に戻す・・・



ひと休みしている間に父が話しだした


・・・


浜松で終戦を迎えた父

兵隊とういう役目を終えてから 仕事先もなく
ちょっとここで働いてみるかと思って試験を受け受かった仕事先
岐阜GHQ

そこで翻訳の仕事していた時のこと



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GHQまで毎日電車で通っていた

ところがある日 電車がストライキで動かなくなる
事前にそれを知った父は 「あぁ これでは仕事は休みだな」 と思った

しかしGHQ側がGHQに勤務する人の為に
ストライキの日だが 朝の1本と帰りの夕方1本 電車を走らせるように指示した

父はその電車に乗って仕事に向う
乗っている人は3人だけ 皆GHQに勤務する人
ガランとしてた

普段は込み合っている電車
この日はストライキで動かないと思っている人ばかりだから当然誰もいない
またこの日 朝夕1本ずつ動く事も知らない

父の為にGHQの指示で電車を走らせた
これには 「びっくりぎょうてんだった」と笑って言った




しばらくして ぼそっと父が言う


「国が負けるとは こういうことだ」



このぼそっと言った一言


今まで感じたことのないものが私の身体をめぐった

今まで 父から兵隊の話を聞いたり
戦争に関する本や写真 映像など いろいろ読んだり見たりしたけれど
それらのものと感じるものが違った

なんだろうって思っているうちに
兵隊さん達の顔が浮かんできた・・・

兵隊さん達の気持ちに思いを馳せた

















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