くろの雑記帳3 | 2015年04月

傍観者のメモ

4月25日

畑で

草取りしていると 老夫人が父に話しかけてきた

これはどうもご無沙汰しております
父と老夫人がしばらく話しだす

老夫人は畑からちょっと離れたところに住んでる方

いろいろお互いに世話になった間柄

私は知っている人だがどんな間柄かはよく知らない



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老夫婦と別れた後 父は私に話しかけてきた

あの夫人の旦那は予科練に志願したんだ
でも俺はやめとけと言った 負けるとわかっているんだ
高商(現大学)の先生も言ってたからな

それで説得してやめさせた

でも俺の弟は予科練に志願して入ってしまった
もう戦争末期だ 特攻隊だろう・・・て

でも運がいいと言えばいいのか
終戦を迎えた 弟は無事だった

・・・

私は戦争関連の資料等を何冊か読んだのだが・・・
もう飛行機もいいのがなく また実際に飛行機にも乗れなかったかもしれない
もうこの頃は本土決戦に備えた準備だ

航空機搭乗員ではなく間機雷伏竜等に回されたのもいるとか・・・

・・・

父のもうひとりの弟は兵隊にならずに済んだ
勉強ばかりしてた奴だったから「京大」に入り 青春を謳歌 そして恋愛もした・・・と

父は官立高商(現大学)に入ったのは父の父が戦争にいかせない為に官立高商にいかせたとのこと
ほんとうは官立高商なんかに行かず商売の跡取りをすればいいとの考えだった

けれど戦争は悪化 不利に・・・せっかく猛勉強して入った官立高商 繰り上げ卒業で
兵隊に・・・なってしまったとのこと

終戦迎え 焼け野原になったのを見て もうひとつ上の大学進学をする気にもなれなかったとのこと

兄弟でも生まれた年が違うだけでずいぶん差がある

そして歩む道もまったくぞれぞれ違う









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